埼玉県木造建築技術アドバイザー制度

 埼玉県の森林は、県内を南北に走るJR八高線の西側を中心に分布しています。これらの森林では、先人たちが植えたスギ・ヒノキが成長して、その多くが、木材として利用可能になりました。
 現在でも毎年20 万㎥(木造住宅約10,000 戸分に相当)ずつ成長し、森林資源が増え続けています。
 そこで、埼玉県では、市町村や建築士、施工業者の方々が埼玉県産木材を利用しやすい環境を整え、県産木材の利用拡大を図ることにより森林の循環利用を推進するため、専門性の高いアドバイザーを派遣する「埼玉県木造建築技術アドバイザー制度」を令和元年度に発足させました。みなさんの身近な公共施設等に埼玉県の木を利用してみませんか。

 
埼玉県産木材供給および流通実態等調査向けアンケート
該当する項目にご回答いただけると幸いです。

ー FAQ ー

埼玉県木造建築技術アドバイザー制度の概要

 

〇公共建築物等の木造化・木質化を検討されている市町村等
〇木材利用促進協定(※)を締結し、建築物の木造化・木質化を検討されている民間事業者
○上記の建築物の木造化・木質化に携わる建築士、施工業者等

 
※脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律第15条に定める建築物木材利用促進協定制度による。

 

A :

原則埼玉県内に建設される(所在する)、次の木造建築物及び木質化建築物です。 (注1)
・市町村等が整備する公共の用又は公用に供する建築物
・公共性が高いと認められる建築物(注2)
・木材利用促進協定を締結した民間事業者が整備する建築物(注2)
 
(注1)例外として、首都圏内の区市町村が整備する県産木材を使用した公共の用又は公用に供する建築物については、派遣対象となります。
(注2)施設の整備主体は、建築物の整備後に建築物への県産木材利用の意義について普及活動を行うこと。

 

A : 

企画から、計画、設計、施工の各段階の技術的な課題解決のため、埼玉県木造建築技術アドバイザーの派遣もしくは電話相談による支援を実施します。
(1)木造建築技術に関する助言
(2)木材情報提供
(3)各案件における木材利用推進体制の構築・運営支援
(4)その他建築物の木造化・木質化に関する取組の推進

 

A : 

アドバイザーの派遣費用はかかりません。 事業の直接的な費用(設計費や工事費等、建築に係る実費)やWS等の開催費用(旅費、会場費、資料等コピー費、物品購入費、サービス代金等)は、助成の対象となりません。

 

A : 

木造建築技術及び木材の情報に関する専門的知識を有すると埼玉県が認めた方を、中大規模木造建築設計、原木供給、製材供給、プレカット加工等の技術区分ごとに木造建築技術アドバイザーとして登録しています。

埼玉県産材を使って木造化・木質化

img20220818185823445615.jpg 神川町丹荘保育所 img20220819190115724165.jpg 杉戸町流灯ふれあい館 img20220819190115628999.jpg 秩父消防署西分署 img20220819190115567324.jpg 東秩父村バスターミナル img20220819190115426979.jpg トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園ギャラリーカフェ

ー VOICE ー

埼玉県木造建築技術
アドバイザーの派遣事例

長期派遣

庁舎の建て替え

町産材を使用して庁舎の建て替えを進めたいと考えています。設計の発注方法、材工分離による木材調達等の注意点、防火・耐震・建設コスト等の技術支援や利用可能な助成制度について教えてください。

伐採予定地の視察、プロポーザル方式設計発注の事例報告、設計段階からの木材調達の調整方法、材工分離発注の事例報告など複数回のワークショップを通じて設計業務の発注前に必要な実務の知見を提供しました。

 
ご相談

スポット派遣

野外施設の木造化

地元の材を使って野外施設の建設を計画しています。木造建築の構造等について技術的指導をお願いします。

木造の構造計画、木材の調達の観点から専門的なアドバイスを行いました。その結果、当初の基本構想の見直しが行われ、実施設計業務の入札に向けた情報が整理されました。

 
ご相談

スポット派遣

校舎の木質化

学校校舎の木質化を計画していますが、どのように進めたらよいですか。

計画全体の進め方についてアドバイスしました。特に、木材調達・製材に関する注意事項をお話ししました。

 
ご相談

電話相談

幼稚園の木造化

建設工事を発注するにあたり、使用する木材を全て県産木材にすることは可能でしょうか。全て県産材にすることが困難な場合は、最大限県産材を使用したい場合は仕様書にどのように記載すれば良いでしょうか。

仕様書作成の際の注意事項を説明し、参考データを提供しました。また、埼玉県産木材認証事業体一覧等の資料を提供しました。

 
ご相談

 

その他

○耐震、防耐火、建築コスト等の懸念はどう解消したらよいか
○木造建築の劣化防止や耐久性設計について助言がほしい
○木造の加工や施工を考えた施工図の留意点を知りたい
○施工段階の木材発注の留意点は何か教えてほしい

INFORMATION

お問合せ


埼玉県農林部森づくり課
木材利用推進・林業支援

048-830-4318(直通)
048-830-4839(FAX)
a4300-11@pref.saitama.lg.jp
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0905/mokuado.html
 

一般社団法人 埼玉建築士会

 
048-861-8221
048-864-8706(FAX)
LED06041@nifty.ne.jp
https://www.ksaitama.or.jp/